探偵になるなら必須、「探偵業の業務の適正化に関する法律」
探偵業法とは
消費者トラブルが多く、実態を把握するための主旨が強い法律
「探偵業の業務の適正化に関する法律」、いわゆる「探偵業法」は探偵に何かの特権を与える法律ではなく、消費者トラブルが多いために、その実態を把握するためにできた主旨の強い法律です。
ですから、主にどのような人が探偵業として届出ができるか、それを怠るとどうなるか、という内容の条文が多いのです。
重要事項説明と誓約書
探偵業法では、第8条で業者側に重要事項説明を付け加えました。これは、消費者を保護するための項目で、例えば、探偵調査業者は、その契約でかかる最大限の概算費用を提示しなければならないことになっています。
また、探偵調査業者を使い、その情報を犯罪に利用するなどの事件があったため、依頼側から、犯罪や差別のために調査結果を利用しない旨の誓約をしてもらう(第7条)ことになっています。
罰則あり
探偵業法には罰則があります。ですから、この法律を守らないと処罰の対象となりますので、きちんとした運用が必要です。どちらかと言えば、経営者サイドがよく学ばなければならない内容ですが、従業員であっても、きちんと把握して業務を適正化するために努める必要があります。
探偵社就職に役立つWEB講義
探偵社就職のためのWEB公開講義
探偵必須知識とは
- 探偵になるなら必須、「探偵業の業務の適正化に関する法律」
- ストーカー調査はまずこの知識から、「ストーカー規制法」
- よくある調査ナンバー1、「離婚(民法)」
- 探偵が業務中に嵌まりやすい法律といえば、「軽犯罪法など」
探偵さんの基本的な技術